〜Contemplative Theatre: 内観・コラージュ・シアターワーク〜
身体と心の声に寄り添い、表現を通しての自己の受容と変容を導くリトリート・プログラムです。豊かな自然の中で、マインドフルネス、内観療法、コラージュ、ボディワーク、シアターワークを有機的に体験していきます。
日程：２０１９年８月１０日（土）ー８月１１日（日）
場所：国際高等セミナーハウス(国立情報学研究所)
〒389-0111 軽井沢町大字軽井沢字長倉往還南原1052-471
スケジュール：
８月１０日
10:00までに到着
{午前の部}
マインドフルネス： 身体・心・場と親しくなる.
{お昼}
お弁当を持参
{午後の部}
ミニ内観とコラージュ制作: 記憶に寄り添い、つながる・気づく・現れる.
{夕方}
自由時間
{夕食}
バーベキュー
{夜の部}
シアターワーク：夏の夜を愛でながら.
８月１１日
{朝食}
沈黙の時間
{朝の部}
シアターワーク：内観後の夢をふまえて
{お昼}
お弁当
{午後の部}
シアターワーク: Contemplative Theatre - こころ・からだ・いまを現わす -
{夕方}
ふりかえり
17:00 チェックアウト
案内人：
<シアターワーク/ボディワーク>
小木戸 利光 （アーティスト・Theatre for Peace and Conflict Resolution代表）
<内観療法・コラージュ>
手塚 千鶴子 （教育心理学者(Ph.D.)・元慶應大学教授）
<マインドフルネス＞
井本 由紀 （教育人類学者(Ph.D.)・慶應大学専任講師）
プログラムの特徴：
私たちはContemplative Learning Networkとして、それぞれの経験と専門性を持ち寄り、気づきの涵養、安心な場での自己の受容と慈悲の心の深化、そして身体ワークや演劇表現による意識変容・自己変容を促すプログラムを実施しています。
井本由紀は、文化人類学の手法であるエスノグラフィーとマインドフルネスを組み合わせた視点で、大学内外で教育実践をしています。価値判断を下さずに自分と相手を好奇心をもって観察すること、相互関係的な在りかたに気づいていくこと、主観性・身体性を基盤とする知（学び）を創造し、社会にかかわっていくこと。これらはエスノグラフィーにもマインドフルネスにも共通しています。
アメリカ西海岸でのフィールドワークの一環で学んできたマインドフルネスとコンパッションを基盤とするcontemplative learning（観想教育）の実践を紹介し、五感をひらき、より細やかな心の動きに注意を向け、気づきを深めていきます。
手塚千鶴子は、内観療法という浄土真宗の「身調べ」に源流を持つ自己内省法を自ら体験、そして研究し、「ミニ内観」として芸術療法も取り入れた教育プログラムを慶應大学の国際センターで実施してきています。母親をはじめとする身近な人との関係を幼少期に遡り丁寧に観想したのちに、コラージュという非言語の領域で、意識に上がったものをイメージ化していきます。
マインドフルネスは「今ここ」の呼吸と身体感覚に注意を戻すことを重視しますが、内観ワークをとおして過去と繋がり、それと「今ここ」の関係性にやさしく気づいていくことは、より深い癒しと自己変容のきっかけにもなります。
小木戸利光は、シアターワークの専門家として、大学等の教育機関や企業向けに、ボディワークや演劇手法を用いたワークショップや、芸術療法としてのシアターワークを施しています。俳優としての経験を生かし、平和学、紛争解決学、身体心理学などの研究・教育領域との対話と協働に取り組んでいます。
シアターワークでは、内観のワークで発酵されていく個々人の記憶・感情・身体の声が、立ち現れてきます。アーティストの研ぎ澄まされたハートフルな感性によるファシリテーションで、参加者全員がありのままを表現しながら舞台作品が結晶されていきます。
瞑想や演劇を経験したことのない方でも、クリエイティブな表現が苦手と感じている方でも、まったく問題ありません。ご自身の心と体が望むほうへ動いていけるように、やさしくサポートしていきます。
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お申し込み方法：
「CLNリトリート参加申し込み」という件名で、以下の情報を含めて、imoto.yuki@gmail.com 宛てにメールをお送りください。
1. お名前
2. ご住所と連絡先
3. ご年齢（〜代でも大丈夫です）
4. リトリートへ参加される動機
5. ご自身の身体と心の状態について、あるいはこれまでのワークのご経験など、もし案内人が知っておくとよいことがあれば、お書きください.
定員：１２名
申し込み〆切：２０１９年７月３０日
ワークショップ参加費: 2,8000円（２日目の朝食込み）
セミナーハウスにご宿泊の場合：一人3000円 (ツィン２部屋・シングル３部屋がございます.またエキストラ・ベッドをツィンと応接室の部屋に計５台まで入れることができます.セミナーハウスでの宿泊予約は先着順となりますので、メールでご相談ください. 周辺にはペンションもありますので、軽井沢でゆっくり過ごされる方は、セミナーハウス外の他の宿泊オプションもご検討ください.)
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*Contemplative Learning Networkでは、なるべく開かれた学びの機会を共有させていただきたいと思っています。参加費に関して、該当者にはスカラシップ制度と学割制度を適用いたしますので、ご相談ください。
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*Contemplative Learning Networkでは、体験と学びの一体性、そして教育とアートと学術研究の連帯も目指しています。つきましては、ワークショップでの体験と学びとそれに関する語りや観察事項を、研究の一環で参照することがあるかもしれません。その際は研究倫理上の守秘義務を厳守しつつ、なるべく開かれた対話と研究のあり方を目指します。