【体験WS】マインドフルネス教育の4つのC: Creativity, Culture, ContemplationからCommunityへ
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主催:4th Place
日時:11月3日(金) 午前8:30-10:30
場所:zoom
参加費:ドネーション制 (参加後に指定のPayPayもしくは銀行口座へお振り込みください)
対象者:マインドフルネス教育やSELに携わる方/身体性、アートや遊びをマインドフルネスのファシリテーションに取り入れたい方/このテーマに関心があって体験的に学びたい方
参加申し込み:
井本由紀 yuki.aop@gmail.com あるいは 内田範子 norikouchidamail@gmail.comまでご連絡ください
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英米でのマインドフルネス教育に長年深く携わってこられたアーティストCharisse Minerva (シャリース・ミネルバ)さんをゲスト講師としてお呼びし、特別オンラインWSを開催します。
子供、若者、その他ワークを受けるあらゆる参加者と目線と心を合わせて、ともにコミュニティをその場で形成していくこと。シャリースさんが、マインドフルネス教育を実践する中で、大切にされていることです。音楽、遊び、アートの要素を取り入れつつ、参加者それぞれの多様な背景を尊重し、つながりに気づくためのマインドフルネス教育の理論と実践を、体験的に学びます。
シャリースさんは、ファシリテーターとして「4つのC」を大切にしていると紹介されています。
1. Creativity - 創造性
学びの一瞬一瞬がそして参加者ひとりひとりが創造性に満ちていることに気づいていくためにファシリテーターは何ができるか。
2. Culture - 文化
参加者それぞれが文化的アイデンティティをもってその場にいる。ファシリテーターとして、参加者たちの文化とどのように交わることができるか。自分自身の文化のどの部分を参加者と共有できるだろうか。
3. Contemplation - 観想
観想そしてマインドフルネスはあらゆる文化で実践されているものであることを伝える。観想的実践は多くの場合、創造性と両輪になっており、あらゆる文化的コミュニティは、夢や願いや理念や真理を、観想的実践を通して次の世代へと伝達してきている。ビジュアルアート、遊び、音楽、ストーリーテリング、演劇、などは、観想の伝達手段として有効な実践とされている。
4. Community - コミュニティ
上記3つのCをもとに、ファシリテーターがいかに、参加者のコミュニティにおけるさまざまなアイデンティティに気づき、参加者にとって意味のある方法でマインドフルネスを共有できるか。そのコミュニティに適した方法はどのようなものか。
黒人女性として、マイノリティのコミュニティ(刑務所での活動なども含む)でのマインドフルネスの提供にも深く携わってこられた経験と、先祖と大地から受け継ぐ叡智に根付く、シャリースさんのエネルギー溢れるプレゼンスに触れられる、貴重な機会となります。また、アメリカでのマインドフルネス教育の展開と今後の課題についても、お話を伺う機会になります。
ファシリテーションは英語で行われ、逐次通訳が入ります。
講師:Charisse Minerva (シャリース・ミネルバ)
アーティスト・Mindfulness Director Initiativeアドバイザー
ニューヨーク大学にてパフォーマンス学と舞踊人類学の修士号を取得。その後16年間、アートを通じてのコミュニティ支援に携わりその過程でマインドフルネスと出会う。マインドフルネス教育に関わる活動としては、Mindfulness in Schools Project(MiSP)での講師養成、Inward Bound Mindfulness Education (iBme)のリトリートのリード講師やファシリテーター養成、理事としての運営などがあげられる。iBme Community of Color (CoC)の構想と開発も行なっている。現在は、Mindfulness Director Initiative (MDI)のアドバイザーとして、米国の全国の学校にマインドフルネス・ディレクターを派遣する際の研修に携わっている。アーティストとして、マインドフルネスの実践にドラムや歌、詩、ストーリーテリングを取り入れながら、世代を越えたコミュニティプログラムの運営に携わっている。